2020.09.01
危機管理体制のいっそうの強化を (part2)」
令和2年度神奈川県議会第2回定例会を終えて
日頃から格別のご支援を賜り深謝いたします。現在社会の状況は、新型コロナウィルスの影響により、急速な悪化が続いており、生活や医療機関をはじめとする県内経済は極めて厳しい状況にあります。ウィズコロナの社会においては医療体制の維持と経済活動の再開を両立させていく必要があります。神奈川では全国に先駆けて緊急医療体制「神奈川モデル」を構築したほか、事業者向けには、「感染防止対策取組書」を作成、じだいに対応した新たな社会経済モデルへの転換に向け始動しました。熊本、岐阜が被害にあいました、頻発化、激甚化している自然災害による被害の防止、最小化を図るため、重要インフラの機能強化や、災害時に命を守るための体制強化取り組みを推進していかなければならない。近年の水害における課題や教訓を踏まえた「神奈川県水防災戦略」を定め、土木施設の強靭化に取り組んでいるが3ヶ年緊急対策以降においても、国からの支援も不可欠であります。そして神奈川では、総合計画とSDGsをいったいに推進しているところですが、新たに川崎、小田原も未来都市に選定され、全国最多の五自治体です、残り10年取り組みはさらに広がりつつあります。そして、本日第二回定例会最終日、本会議には議員が半分入って討論。採決時間に全員入場、総額1506億8300万円の今年度一般会計補正予算と35議案を総員起立で可決、この中には1500億円をこえる新型コロナ対策予算も盛り込んでいます。コロナと生きる社会を模索する日々が続きますがめげずに頑張りましょう。
2020.09.01
危機管理体制のいっそうの強化を (part1)
神奈川県議会予算委員会での質疑に臨む
これほどまでに国民生活全体に影響の及ぶ出来事はないでしょう。本来ならば県内各地で様々な催し物が活発に行われる時期ですが新型コロナウイス病原体感染拡大防止の策として開催の自粛が相次ぐなか、日々の生活にも多大な悪影響が及んでいます。松田良昭議員は、①検査、医療体制の補完充実、②県民への感染拡大の呼びかけ、③休業休職による日々の生活に支障の及ぶ方々を支える為の制度など、今こそ柔軟な予算措置のもとで総じて危機管理体制の強化を主旨に議会質疑を行いました。県議会最長経歴の議員が自ら登壇し質疑を行うことはこれまでの議会慣例上、極めて稀なことでありますが、早急迅速に協議し方向性を示すことが求められる現在の緊急事態を考慮し、議会を代表する形で質疑を行いました。これを受けて県当局も黒岩知事の先頭にこの問題に立ち向かう強い姿勢のもと、答弁を行いました。今回、県民に呼びかける感染拡大防止の為のスローガンは 「正しく恐れよ」 です。今日の高度情報化社会では誤報やデマ、誹謗中傷に至るまで様々な情報が錯綜しています。どうか県民の皆様におかれましては先ずは正確な情報を見極めて、病原体を正しく恐れることから感染拡大防止に努めてください。
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